2023年6月に公開される映画は約120作品あります。
その中でも、個人的に注目できる作品を紹介していきます！続編がある作品などは前作のご紹介も軽くするので、映画館で映画を見る際の参考にしてみてください！
M3GAN／ミーガン
おもちゃ会社の優れた研究者であるジェマ（アリソン・ウィリアムズ）は、子供にとって最高の友達であり、親にとって最大の協力者となるようにプログラムした、まるで人間のようなAI人形＜M3GAN（ミーガン）＞を開発している。ある日、交通事故で両親を亡くし孤児となった姪のケイディ（ヴァイオレット・マッグロウ）を引き取ることになったジェマは、ミーガンに対し「あらゆる出来事からケイディを守るように」と指示し、力を借りる事にするが、その決断は想像を絶する事態を招くことになる―。
https://m3gan.jp/
2023年6月9日公開のこの映画は恐怖の超常現象事件を描いた「死霊館シリーズ」や肉体的な苦痛を伴う恐ろしいゲームを描いた「SAWシリーズ」などを制作したジェームズ・ワンと超常現象、怪奇現象をテーマとしたホラー映画パラノーマルアクティビティなどを制作したブラムハウス・プロダクションズが制作したホラー映画です。
AIを搭載した人形が子供を守るという指示を受けるのだが、守るという行動がどんどんエスカレートしていき、想像していなかった出来事を招いてしまうという映画だが、TwitterやTikTokなどでAI人形のミーガンが踊るシュールな映像がなかなか衝撃的でミーガン役の子役はすごいなという印象。
おなじ人形を主軸にしたチャイルドプレイやアナベルシリーズを思い出させるようで、映画の予告映像だけでも不気味な怖さが感じられました。アメリカでは2023年1月にすでに公開され大ヒット、さらに続編の制作も決定しているなど、大きく期待できるホラー映画になります。ちなみにR12作品ですので小さいお子様はお気を付けください。
スパイダーマン︓アクロス・ザ・スパイダーバース
マルチバースを⾃由に⾏き来できるようになった世界。マイルスは久しぶりに再会したグウェンに導かれ、ある特別なユニバースに⾜を踏み⼊れる。そこではミゲル・オハラ（スパイダーマン2099）を筆頭に、スパイダーウーマンやスパイダーマン・インディア、さらにある驚くべき変化を伴ったピーター・B・パーカーなど、様々なユニバースから選び抜かれたスパイダーマンたちのエリートチームが集結していた。そこでマイルスが知ってしまった未来。それは、愛する⼈と世界を同時に救うことができないという、かつてのスパイダーマンたちも背負ってきた哀しき定めだった――。それでも両⽅を守り抜くと固く誓ったマイルスだが、その⼤きな決断が、やがてマルチバース全体を揺るがすスパイダーマン史上最⼤の事件を引き起こすことに…。＜運命＞を変えようとするマイルスに⽴ちはだかる、無数のスパイダーマンたち。史上かつてない、スパイダーマン同⼠の戦いが始まる︕
https://www.spider-verse.jp/
2023年6月16日公開のこの映画は、2019年に公開された「スパイダーマン:スパイダーバース」の続編にあたる映画です。また2部作となっており、こちらはPART1です。
見どころとしては、やはり様々なスパイダーマンが出てくるところだろう。一般的な赤色のスーツのスパイダーマンから、猫や恐竜のスパイダーマンや女のスパイダーマンなど、これらは海外のコミックで実際に登場しているスパイダーマン達である。（ちなみに予告で中心となって襲ってくる青のスーツに赤い線があるスパイダーマンはスパイダーマン2099という名前です。）
前作に続いてたが、スパイダーバースの作品は、アメリカンコミックをそのまま映像化したような作品でオノマトペや吹き出しが出てきたり、コミックのようにコマ割りがされていたりなど、アニメーション作品のなかでは珍しい表現を取り入れています。これを取り入れることでわかりにくくなるのではと思っていたのですが、アクションや日常にこの表現を入れることで逆にわかりやすくなっており、作品の雰囲気も相まって、見てるだけで楽しく、スタイリッシュに仕上がっています。
こちらの作品は前作のキャラクターも出てきて、話もつながっているので前作を見てからこちらの作品を見ることをお勧めします。サブスクサービスでは、Hulu、U-NEXT、music.jp、Amazonプライムなどで見ることができます。
ザ・フラッシュ
主人公は、地上最速ヒーローのフラッシュ。スピードを武器に“時間”も“世界”も超えるフラッシュは、幼い頃に亡くした母と無実の罪を着せられた父を救うべく、タイムループし“運命”を変えるために過去を改編する。その行動によって“現在”に歪みが生じ、世界が滅亡の危機に直面することに――。
https://wwws.warnerbros.co.jp/flash/
2023年6月16日公開のこの映画は、アメリカのDCコミックスに登場するフラッシュを主人公とした映画で、自身のスピードで時間を超え、歴史を改変してしまったことで、ヒーローが別人になってしまったり、倒したはずの敵が復活していたりなどが起きてしまい、その解決を目指すというのが、ざっくりとした内容です。またこちらの映画を製作した監督はアンディ・ムスキエティという有名ホラー映画「IT」の監督です。
この作品の主人公フラッシュは別名「地上最速の男」と言われており、原作では4代目までいるが、共通して、自分が見える世界が超ゆっくりに見えるほど超高速で動くことができる能力。本作品はその能力で時間を超えてしまい歴史を変えてしまったことで事件が起きてしまうのですが、聞いたことがあるようなヒーローも中身が違っていたりします。スーパーマンがスーパーガールになっていたり、バットマンが別人だったり、他のDCコミックスに登場するヒーローが存在していなかったりなど最近のアメリカヒーロー映画によくあるタイムループが特徴的な映画です。
もしこの作品を見る前に予習しておきたい！という方もいるかと思います。2014年に第1シーズンが始まっており、現在まで第8シーズンまで続いています。このフラッシュは現在、U-NEXTとHuluで見ることができます。もし予習する方は時系列順に記載しておきますので、参考にしてみてください！最低限こちらを見ておけば本映画を十分に楽しめるかと思います！（ザ・フラッシュはシーズン順でOKです）
- マン・オブ・スティール（2013）
- バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生（2016）
- ジャスティス・リーグ（2017）
- ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット（2017
大名倒産
越後・丹⽣⼭藩の鮭役⼈の⼦、間垣⼩四郎は、お⼈よし過ぎて商売上⼿とは⾔えないが、皆に愛され平和に暮らしていた。そんなある⽇、⼤勢の役⼈たちが家にやってくる。驚く⼩四郎に⽗・作兵衛が衝撃の事実を告げる。なんと彼は、＜松平＞⼩四郎――徳川家康の⾎を引く、丹⽣⼭藩主の跡継ぎだったのだ。さらに、実の⽗・⼀狐斎は⼩四郎に国を任せ、さっさと隠居。庶⺠から殿様へと突然、幸運を⼿にしたかのように⾒えた…のもつかの間、実は丹⽣⼭藩は25万両（およそ100億円）もの借⾦を抱えるワケあり藩。困り果てる⼩四郎に、⼀狐斎は「⼤名倒産」を命じる。返済⽇に藩の倒産を宣⾔し、借⾦を踏み倒せば皆助かるというのだ。実は⼀狐斎は、息⼦に全ての責任を押し付け、切腹させるつもりだった。⼩四郎に残された道は、100億返済か切腹のみ！ ⼈⽣最⼤のトラブルに巻き込まれた若きプリンス、⼀体どうする――⁉
https://movies.shochiku.co.jp/daimyo-tosan/
2023年6月23日公開のこの映画は、浅田次郎による時代小説を映画化したものです。主演は神木隆之介で、朝ドラの「らんまん」や映画作品では「3月のライオン」や「るろうに剣心 シリーズ」などの実写映画にも出演したことがあります。また主題歌はGReeeeNの「WONDERFUL」です。
庶民から殿様になったが、100億の借金を抱えており、返済を通して、藩を守るというのがあらすじで、全体的な内容としては明るく、笑えるところが多いエンターテインメント作品になっており、友達や家族と見ても楽しめる作品になっています。
世界観としては時代劇に当たるとは思うのですが、雰囲気やノリが現代風になっているので、時代劇はあまり好きではない、見たことがないという方でも楽しめる内容になっています！
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
ハリソン・フォード演じる大ヒットシリーズ「インディ・ジョーンズ」の最新作にしてシリーズ第5作がこの夏、最後にして、最大の冒険へ。“人間の想像を超える力”を持つ謎に満ちた伝説の秘宝を巡り、考古学者にして冒険家のインディが、因縁の宿敵、元ナチスの科学者フォラーと全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる！ 巨匠ジョン・ウィリアムズのおなじみのテーマ曲に乗せて、インディ・ジョーンズ最後にして最大のアクション・アドベンチャーの幕が上がる——。
https://www.disney.co.jp/movie/indianajones-dial
2023年6月30日公開のこの映画は、インディ・ジョーンズシリーズの約15年ぶりの最新作であり、主演のハリソン・フォードがインディを演じる最後の作品になります。
インディ・ジョーンズと言えば、秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、冒険をする作品ですが、今作では、“人間の想像を超える力”を持つ秘宝をめぐって、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラーと争奪戦を繰り広げるという内容になっています。1作目が1981年に公開されたということもあり、世代としては、お父さん世代が懐かしく思う作品ではありますが、ディズニーシーでアトラクションになるほど愛されている作品ということもあり、アクションが好き、冒険にあこがれるという人には必ず刺さる作品です！
シリーズは今回のものを合わせて5作品あり、もし予習しておきたいという方は、現在ディズニープラス、U-NEXT、Huluで見放題となっていますので、こちらのサービスを利用してみてください！
- レイダース／失われたアーク《聖櫃》（1981）
- インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説（1984）
- インディ・ジョーンズ／最後の聖戦（1989）
- インディ・ジョーンズ／クリスタル・スカルの王国（2008）
- インディ・ジョーンズと運命のダイヤル（2023年6月）
東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-
東卍崩壊の危機をもたらす、かつての親友同士の壮絶な戦いがついに始まった。マイキーは敵の芭流覇羅に寝返った場地を連れ戻すために。芭流覇羅にいる一虎は東卍をぶっ潰し、マイキーを殺すために。マイキーの兄・真一郎の死により壊れてしまった東卍結成メンバーたちの絆。 「もう、誰も死なせたくない！」それぞれの想いを受け止め、タケミチは、明るい未来のため、最悪の結末を止められるのか！ そして、もう一度ヒナタを、仲間の未来を救えるのか――。 前後編2部作で公開される映画『東京リベンジャーズ2』の後編。
https://wwws.warnerbros.co.jp/tokyo-revengersjp/
2023年6月30日公開のこの映画は、2023年4月に公開された「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命」の続編になります。主演は北村匠海で「東京リベンジャーズシリーズ」はもちろん「とんび」や「とんかつDJアゲ太郎」などにも出演したことがあります。また主題歌はSUPER BEAVERの「儚くない」です。
東京卍會と芭流覇羅（バルハラ）との戦いを描く作品になっており、これまでのシリーズを見てきた方はもちろんこれからこのシリーズを見てみたいという方にもお勧めできる作品です。アニメや漫画の実写化は出来が悪いことが多いと個人的に思うのですが、東京リベンジャーズシリーズは、コスプレ感があまり強くなく、しっかりと面白いので、「実写化はちょっと…」というかたもこの作品は見ることを強くお勧めできる作品です。
もし過去作を見てみたいという方は現在、Amazonプライムで無料で見ることができます。またU-NEXT、TSUTAYA DISCAS、FOD Premium、music.jpではレンタルすれば見ることができます！さらにアニメを見てみたいという方は、U-NEXT、Hulu、Amazonプライム、ディズニープラスなどで第1期を見ることができ、第2期はディズニープラスが独占配信をしています！
ミッドサマー ディレクターズカット版
家族を不慮の事故で失ったダニー(フローレンス・ピュー)は、大学で民俗学を研究する恋人や友人と5人でスウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思 えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖…それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
https://eiga.com/movie/92806/
2023年6月21日公開のこの映画は、2020年に公開された同作品のカットされた部分やモザイクをなくした作品です。一度本編が公開されると同時期にディレクターカット版が公開されたのですが、2023年になって全国50館の映画館で1日限定で公開されるそうです。
内容としては、大学生が異なる文化を持った集落に行き、そこで開催される祭りに参加するというのがざっくりとした物語です。自分たちとは異なった文化や考えを持つ人たちのところに行った感覚になれます。現在U-NEXT、DMM TV、Hulu、Amazonプライムなどで無料で通常版が見ることができ、こちらは、モザイクがついていたり、ディレクターカット版より映像時間が短くなっています。
こちらの作品は、正直人を選ぶ作品なります。ホラー映画ではありますが、終始明るく、恐怖を感じる場面も意味不明なことが多く、見た後は「？」だらけになるかと思います。今回再上映されるものは、そういった「？」を解消するような具体的場面が組み込まれているかとは思いますが、ある程度予告を見たり、サブスクサービスを利用して一度本編を見てから、映画館に足を運んでみてもいいかと思います。またこちらの作品はR18作品になるので、お気を付けください。
プー あくまのくまさん
楽しい冒険に満ち溢れていたかつての日々は終わりを迎え、青年になったクリストファー・ロビンは、大学進学のためプーとピグレットを森に残し旅立ってしまう。時が経ち、婚約者のメアリーとともに100エーカーの森に戻ってきたロビンだったが、そこで目にしたのは血に飢え野生化してしまったプーとピグレットの異様な姿だった…。
https://akumano-pooh.com/
2023年6月23日公開のこの映画は、ディズニーキャラクターの一人であるくまのプーさんを題材にしたホラー映画になります。ポスターを見て、グロめの映画かなと思ったのですが、年齢制限はR12歳でした。
著作権が厳しいディズニーがこの作品を許すのか？と思う方もいるかと思いますが、プーさんの著作権が2021年に切れたため、この作品を作ることができたそうです。内容としても、プーとその仲間たちが殺人に目覚め狂暴化するというもので、今までにない作品であることは間違いないです。ただ約10万ドル（1400万円）で作られるなど使用している作品の割には低予算で作られています。
ホラー映画と思って、怖がりに行くのではなく、面白いもの見たさで軽い気持ちで見に行くことをお勧めします。先行公開されたアメリカでもそこまでの大ヒットはしておらず、どちらかというと「フーン」ぐらいの評価です。（どちらかというと評価は低い？）またプーさんが好きな人はイメージが大きく崩れる可能性があるので、あまりお勧めはしません。
リトル・マーメイド
物語の主人公は、海の王国を司るトリトン王の末娘であり、世界で最も美しい声を持つ《アリエル》。好奇心に溢れ、まだ見ぬ人間の世界に憧れていた彼女は、掟によって禁じられているにも関わらず、ある日、人間の世界へと足を踏み入れる――。
https://www.disney.co.jp/movie/littlemermaid
2023年6月9日公開のこの映画は、ディズニー作品であるリトル・マーメイドを実写化したものになります。監督はロブ・マーシャルという方で、「メリーポピンズ リターンズ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」などの監督だった人です。
内容としては、原作をなぞるような感じで若干のアレンジは入る可能性はありますが、ディズニープリンセスが好きな人、アリエルが好きな人は必ず楽しめる作品だと思います。アリエル役であるハリー・ベイリーは女優でありながらも歌手でもあるため、作中でのミュージカルの場面は海外でも絶賛されています。（ビヨンセにも認められた歌声！）
ただ批判も多く、原作は白人で赤い髪なのにまったく見た目が違うという意見や世界観が違うという意見などがあり、主にキャストに対して批判が向けられています。その原因は主にポリコレの影響だと考えられます。みんな平等にしようという意見が飛躍し、差別されている黒人でも活躍できるという考えが反映された可能性が考えられます。あとはセバスチャンやフランダーがリアルすぎるという意見もあり、予告を見ればわかるのですが、ただのカニと魚になっています。これらの意見は原作が好きな人からすれば変えてほしいという声があるのはわかる気がしますね。
